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素質 素質はそのキャラが生まれ持った個性 自由に決めることができるマスタースキルとは違い、素質はダイスによって決定されるランダムなスキルです。セッション開始前に1d6のダイス結果によって対応するスキルを入手します。 特に記載のない限り聖杯戦争中一度のみ使用可能で、素質を振り直すこともできませんが、その分強力な効果を有しています。 素質一覧 ダイスの出た目に対応するスキルを入手します。素質は戦闘における切り札にもなるものなので、他PLにうっかり漏らさないように注意しましょう。 マスターシートの素質の欄には、効果内容の部分を記載してください。 ダイス目 対応クラス 素質名 効果内容 1 全 魔力の器 過剰供給|【任意発動】任意のステータスに補正5。ただし対象に5点ダメージ 2 全 癒し手 穏やかな温もり|【任意発動】自身の手番、または移動フェイズに発動可能。任意の対象のHPを3D6回復 3 全 天才 選局眼|【任意発動】任意の対象の任意発動スキルを再使用できるようにする。ただし、聖杯戦争中にn度のみ、の文言があるスキルは再使用できない 4 全 抗いし者 運命変転|【任意発動】自身の判定を振りなおすことができる。このスキルは聖杯戦争中2回使用できる 5 全 調停者 平穏の使者|【任意発動】同盟ポイント、逃走待機ポイントを1回復する 6 セイバー 選ばれし者 超直感|【任意発動】自身の防御または幸運判定時に補正5 アーチャー 狙撃手 狙い撃ち|【任意発動】先手判定時に使用可能。先手判定前に単独行動と同条件で攻撃を行う ランサー アスリート 電光石火|【任意発動】先手判定時、判定を破棄して最初に行動できる ライダー 召喚者 召喚魔術|【任意発動】先手判定時のみ発動可能。HP15点、英雄点10点の搭乗物を召喚できる。搭乗物のステータスは最低Eランクが必要で、ステータス表記は 1:E 2:D 3:C 4:B 5:Aと置き換える。この搭乗物はサーヴァントとは別に前衛に存在できる キャスター 大地主 龍脈提供者|【任意発動】陣地作成を再度使用することができるようになる アサシン 用意周到 脱出経路|【任意発動】気配遮断の処理終了後、別エリアにいるアサシンを呼び戻すことができる。この時逃走判定はいらないが、逃走待機ポイントは減少する バーサーカー 傀儡 極限供給|【任意発動】マスターのHPを消費し、消費数分任意のステータスに補正。この時、マスターのHPが0になってもよい。また、このスキルでHPが0になったマスターはあらゆる手段で蘇生できない 目次 メニュー はじめに 基本的に用意するもの ゲームの流れ FAQ ルール マスター + ... ー アライメント ー 逃走待機ポイント ー 令呪 ー 素質 ←現在ページ サーヴァント + ... ー クラス ー 宝具 ー ヒント 監督役(GM) エリア 各フェイズ + ... ー 移動フェイズ ー 遭遇フェイズ ー 戦闘フェイズ 各判定 + ... ー 先手判定 ー 逃走判定 ー 物理攻撃判定 ー 物理防御判定 ー 魔術攻撃判定 ー 魔術防御判定 真名看破 スキル + ... ー マスタースキル ー クラススキル ー 単独行動 ー 気配遮断 前衛と後衛 再契約 脱落 陣営 同盟 + ... ー 援護 ー 裏切り ー 同盟の解散 魂喰い 最終戦闘 状態異常
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【名前】マルコ・ポール・モンストル 【容姿】異国風の服装を着た少年 【願い事】獣(ビースト)を世界に顕現させる。 【バッドエンド】勝利し、顕現した人類悪に殺害される。もしくはそれをするには足りず、ランサーの願いを叶えることになってしまう。 【グッドエンド】敗北し、すべてを忘れてモンストル家に戻り、日々、魔術の腕を磨こうとするようになる。 【令呪】 2 / 2 【HP】 5 / 5 【筋力】E:1 【耐久】E:1 【敏捷】E:1 【魔力】E:1 【幸運】E:1 【スキル1】令呪追加:マスターの英雄点を5点減らす。初期令呪を1増やす。(上限3) 【スキル2】瞬間強化:自分のサーヴァントの物理攻撃時、補正値3を与える。 【その他】混沌・中庸 男性 【設定】イギリスの魔術の旧家モンストル家の嫡子。モンストル家は「人は元は獣であった。故に獣を理解し、それを完全に制御することで根源を目指す」 という思想から、野獣等の使い魔の使役に長けている。マルコは使役するという手段よりもその対象に興味を抱き、やがて獣(ビースト)なる存在を聖杯戦争に参加したという人物から聞かされてしまう。 マルコはそれを使役することを夢見るようになり、ふとしたきっかけで聖杯戦争に参加することになる……なった。
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深夜の廃工場。 人の寄りつかぬこの場所で、聖杯戦争の参加者同士が戦いを繰り広げていた。 「ふぅぅぅぅん!」 気合いのうなり声と共に、軍服姿の男が手刀を繰り出す。 それは対戦相手である剣士の首に食い込み、骨を砕いた。 これで、勝負ありだ。 ◆ ◆ ◆ サーヴァントが消滅し相手方のマスターが逃走したのを確認すると、物陰から一人の老人が現れた。 メガネに白衣、はげた頭頂部。 いかにも研究者といった風貌だ。 「マスター、お疲れ様デース。ケガを治療しマース」 「ああ、頼むぞ、キャスター」 聖杯戦争を知る者がこの会話を聞いたら、疑問を抱かずにはいられないだろう。 先ほどまでサーヴァントと戦っていたのがマスターで、それを見守っていたのがサーヴァントなのだ。 なぜ、このような逆転現象が起きたのか。それはこのキャスターが、特異な性質を持つからだ。 彼自身には、戦闘力は皆無だ。その代わり彼の宝具は、他者の肉体を大幅に強化した上で神秘を与える。 つまり自分の代わりにマスターに戦ってもらうのが、このキャスターの基本戦術なのだ。 なお、彼の宝具は失敗して逆に身体能力を低下させてしまうこともある。 まず最初の賭けに成功しなければ使い物にならないという、はっきり言ってしまえばハズレのサーヴァントである。 だがこのマスター……ルドル・フォン・シュトロハイムは、見事に賭けに勝ってみせたのだ。 「やはり、ドイツの医学は世界一ィィィィィ!! キャスターに改造されたこの肉体ならば、柱の男とも十分に戦えるわぁぁぁぁぁ!! 武器が使えんというのが、少々難儀だがなあ!!」 「私が強化できるのは、肉体だけデース。 武器に神秘を与えることはできないので、サーヴァントとの戦いでは使い物になりまセーン」 「そう何度も言わなくても、わかっておるわ! 肉体一つで歴史に名を刻む強者たちと戦うのは、正直厳しいが……。 誇り高きゲルマン魂があれば、できんことはなぁぁぁぁい!」 高らかに宣言するシュトロハイムを、キャスターは無表情で見つめていた。 ◆ ◆ ◆ キャスターは、複数の並行世界で存在を確認されている。 ゆえに、ここにいる彼が「そう」であるかはわからない。 だがある世界の彼は、かつてナチス政権下のドイツにいた科学者だった。 彼は自分の研究が戦争に使われることに嫌気が差し、ドイツを去った。 今の彼はナチス軍人と手を組み、おのれの研究を「戦争」のために使っている。 彼の胸の内に何が渦巻いているかは、誰にもわからない。 【クラス】キャスター 【真名】ダイジョーブ博士 【出典】実況パワフルプロ野球シリーズ 【性別】男 【属性】混沌・悪 【パラメーター】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:E 幸運:C 宝具:B 【クラススキル】 陣地作成:B 自らに有利な陣地「研究所」を作成可能。 道具作成(医):D+ 医療道具、薬品を精製可能。 【保有スキル】 医術:A キャスターが生きていた時代で、最先端の医術。 ありふれた病気なら、数十分から数時間で完治させることが可能。 肉体への慢性的なダメージも回復できる。 精神汚染:B 精神が錯乱しているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウトできる。 ただし、同ランクの精神汚染がされていない人物とは意思疎通ができない。 医学に全てを捧げた彼と、まともな会話ができる人間はわずかしかいない。 【宝具】 『たどり着くのは天国か地獄か(オペレーション・ダイジョーブ)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 手術台を具現化し、対象に対して強化手術を行う。 成功すれば身体能力が大幅に上昇した上に、サーヴァントに対抗できるだけの神秘が肉体に宿る。 しかし失敗すれば、身体能力が大幅に低下してしまう。 なお神秘を宿す効果は生前にはなく、彼の存在がオカルト的に語られたことで付属したものである。 『暗躍者たちの衣(コスチューム・オブ・ゲドー)』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 キャスターの助手であった「ゲドーくん」が着用する、全身を覆うコスチューム。 しかしほぼ同じものが大量に出回っているようで、極亜久商業や仏契大学の野球部員、パワフルタウンの住人などもそっくりな衣装を使用している。 だがそれ故にこの衣装は「誰が着ているかわからない」という属性を宿すことになり、強力な認識阻害効果を得ている。 透明になるわけではないし気配も消せないが、「中の人」が誰かは高ランクの「千里眼」でも見破れない。 【weapon】 なし 【人物背景】 自称「ドイツから来たスポーツ医学の権威」。 道行くスポーツ選手に声をかけては、人体実験の対象としている。 その行為に悪意は全くなく、ただ医学の発展だけを望んで行動している。 【サーヴァントとしての願い】 医学の発展 808: 聖杯戦争に犠牲はつきものデース ◆NIKUcB1AGw :2021/06/20(日) 18 40 21 ID ImGgjC5U0 【マスター】ルドル・フォン・シュトロハイム 【出典】ジョジョの奇妙な冒険 【性別】男 【マスターとしての願い】 ドイツに栄光を 【weapon】 参戦時期の都合で、特に持っていない。 【能力・技能】 軍人としての技能は一通り身につけている。 カリスマ性もそれなりにある。 【人物背景】 ナチスドイツの軍人。 柱の男の研究任務を任されており、そのため波紋戦士たちの戦いに関わっていくことになる。 ナチスの思想に染まってはいるものの悪人ではなく、大義のためなら自己犠牲もいとわない高潔な男である。 参戦時期は、サンタナ戦で自爆した直後。 肉体の損傷は完治しており、サイボーグにはなっていない。 この世界でのロールは、バカンスで日本に滞在中のドイツ軍人。 【方針】 優勝狙い
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【クラス】セイバー 【真名】ガッツ 【出典作品】ベルセルク 【ステータス】筋力A+ 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運E 宝具C 【属性】混沌・中庸 【クラススキル】 対魔力:C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 人知を超えた使徒やゴッドハンドと戦い続けるセイバーはこのランク。 騎乗:D 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。 歴戦の兵士としての経験。 【保有スキル】 勇猛:A 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。また、格闘ダメージを向上させる効果もある。 強大な異形に躊躇なく斬り込み、如何なる死地においても活路を見いだす不屈の魂。 戦闘続行:A+ 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、霊核が破壊された後でも、最大5ターンは戦闘行為を可能とする。 左腕と右眼を失い、心身ともに耐え難い苦痛を受けながらもセイバーは戦い続ける。 無窮の武練:B いかなる戦況下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。 「100人斬り」を成し遂げた鷹の団最強の戦士にして、人魔問わずその名が知られる「黒い剣士」。 【宝具】 『嘗ての友、現の仇敵に捧げる(ドラゴン殺し)』ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:1~6 最大捕捉:5人 セイバーが愛用する両刃の大剣。貴族たちのドラゴンを殺せるような武器と言う注文に、鍛冶屋ゴドーが悪意を込めて作った無二の業物。 鉄板のように幅が広く、斧よりも分厚い刃を持ち、成人男性の背丈を越える長さを誇る無骨な巨大剣。 甲冑を着た人間複数人を一振りで両断し、強力な使徒にも十二分に対抗することができる。武器としてだけでなく、その巨大さと頑丈さを活かし盾としても使用できる。 使徒や悪霊を斬り続けて魔剣に変貌を遂げた逸話から、霊的存在に対してダメージが増加する。 『その声は風に乗って(パック)』ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 盗賊に玩ばれていたところをセイバーに救われ、好奇心から以降の旅に同行した少年型の妖精(エルフ)。セイバーの鞄を住処にしている。 自在に宙を舞い、発光や気配感知を習得しているほか、羽から出る鱗粉で傷を塞ぎ、痛みを和らげることが出来る。 【weapon】 義手砲:セイバーが左腕に装着している大砲内蔵の鋼鉄製義手。外見は通常の義手だが、前腕部を小型大砲の砲身が構成している。砲弾を魔力で補充できる。 連射式ボウガン:義手に装着して使うボウガン。魔力で補充できる。 投げナイフ:投擲用のナイフ。魔力で補充できる。 炸裂弾:小さな爆弾。魔力で補充できる。 生贄の烙印:魔に捧げられたことを示す烙印。魔に感応する性質があり、聖杯戦争においては使い魔やサーヴァントの接近を痛みと出血によって知らせる。 ただし、魔物・魔獣の属性を持つサーヴァントに位置を悟られるデメリットがある。 【人物背景】 ミッドランドにその名を轟かせた「鷹の団」の元切りこみ隊長。 3年の月日の中で、鷹の団に自分の居場所を見いだし、団長グリフィスと深い友情によって結ばれるが、彼と対等な自分でありたいとして、鷹の団を脱退。 その1年後に起きた『蝕』において、団員もろともグリフィスが「ゴッドハンド」へ転生するための生贄に捧げられ、恋人のキャスカと唯二人辛くも生き残るが、グリフィスによって凌辱されたキャスカは精神に深い傷を負った。 自身も昼夜問わず悪霊や魔物に襲われ続けることになったガッツは、ゴッドハンドとなった盟友グリフィスへの復讐を誓い、長い旅に出た。 妖精島までの記憶を持つが、マスターであるカオスヒーローの精神性を反映して仲間達と出会っていない、狂戦士の鎧入手前の姿で召喚されている。 【聖杯にかける願い】 再びグリフィスの前に立つ。
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ウォルター・C・ドルネーズ&ランサー ◆oLzajvgbX6 お洒落な洋館で、お茶会が開かれていた。 森のざわめきが空気を揺らすが、洋館はそしらぬ顔で顕在する。 風や音をこの洋館が無視するのは、中に人外魔境を潜ませているからか。 夜の闇の中で映えるその姿は、まるで吸血鬼でも住んでいそうだった。 そして、洋館の大広間では座って紅茶を飲む少女と、その後ろに立って静かに彼女の反応を伺う老人がいた。 大広間の壁には豪壮な雰囲気の掛け時計が設置され、静かに時を刻んでいる。 絵画もいくつか掛けられているが、いずれも著名な画家達に描かれた何百万もする高級品だ。 天井には豪華だが、決して悪目立ちはしないような、上品なシャンデリアが部屋を照らしている。 床には重厚な絨毯が敷かれ、その模様は見るものの心を楽しませる。 そして、部屋の真ん中に華美だがどこか場違いな椅子に座って、少女は紅茶を飲んでいた。これは、傍で控える老人が別の部屋から持ってきたものだ。ゆえに、部屋の調和にどこかそぐわない印象を与える。 紅茶を飲む少女は名を、レミリア・スカーレットと言った。吸血鬼、である。 この度、ランサーのサーヴァントとして召喚された彼女だが、手元に槍は持っていない。かの吸血鬼、ドラキュラ伯爵の末裔だと嘯き、妖怪や神が存在する「幻想郷」では、「紅魔館」の主をしていた彼女は、この部屋の雰囲気に呑まれるどころか、まるでもうこの館に住んで50年は経っているといった顔で見事に君臨していた。 外見は10歳前後。一部の特殊な性癖者が見たら喜びそうな姿かたちをしている。しかし、年齢は500歳を超えていた。実は、傍で控える老人より遥かに年上なのだ。 一方、老人は人間だった。吸血鬼でもなければ、魔術師でもなく、ホムンクルスでもない。 普通に怪我をして、普通に年をとり、普通に死ぬただの人間だ。 しかし、何百もの吸血鬼を殺し続けた、恐るべき人間だった。 鋼線(ワイヤー)を使い、吸血鬼をバラバラにするその姿は、戦場では死神と形容された。 「悪くはないわね」 紅茶を飲み終わって、レミリアはそう言った。 この紅茶はウォルターが淹れたものだ。 「いいえ、この言い方だとさすがに酷ね。美味しいのだけれど、ただ美味しいだけね。私好みじゃないわ」 「申し訳ございません」 丁寧に謝るウォルター。 「別に謝らなくていいわよ。美味しいのは事実だし」 レミリアは上機嫌に答えた後、ふと表情を変えて、ウォルターのほうを見た。 「ウォルター。貴方は天戯弥勒を知っているかしら?」 「いいえ、存じておりません」 ウォルターもレミリアも、天戯弥勒のことは何一つ知らないのだ。 名前の響きから日本人であることは分かるのだが、それ以外の情報は一切不明。 果たして、そんな彼を信用できるのか?情報がほとんど無い男の話を鵜呑みにして、彼らは皆殺しを選択するほど愚かなのか? 「関係ないわね」 「ええ、関係ない」 そんなことは二人にはどうだっていいのだ。 彼らだって、天戯弥勒の完全には信用していない。 しかし、そこに利益があり、周りが敵だというならば彼らは戦える。殺せる。 ねえ、ウォルター。貴方は聖杯に何を願うの?」 この聖杯戦争に参加しているマスターは、ほとんどの者が何か願いを抱えている。そこに老若男女の区別はない。 それは、ウォルターも同様だった。 「若返りですよ」 と、ウォルターは簡潔に言った。 それはこの男の経歴から考えれば、あまりにも小市民的な言葉だった。 あら、とレミリアは意外そうな顔をする。おそらく、彼女はもっと大きくて、狂った回答を期待したのだろう。 「私が言うのも変な話だけれど、あなたは老いた自分を楽しんでいるように見えるわ」 「ははは、年老いた自分が嫌いなわけではありません。ただ、今の私では勝てない相手がいるのです。この衰えた体では到底敵わない、地獄のような化物がいるのです」 「あら、あなたでも歯が立たないなんてそんな私みたいな奴がいるのね」 「はい、その男は恐ろしく強いうえに、不死身なのです。しかし、私は死ぬ前に、彼にどうしても挑みたい」 「だから、聖杯を求めると。ふーん、興味深い話だわ。あなたがそうまでして、戦いたい、倒したい相手っていったい誰なの」 再び、紅茶を口にしながらレミリアはそう言った。 その言葉にウォルターは意地悪く笑った。 「ドラキュラ伯爵です」 レミリアは、紅茶を吹き出した。 ◆ ◆ 「本当によろしいのですね?」 ウォルターはそうレミリアに問いかけた。 「ええ。別にあなたがご先祖様を倒したからといって、私には何も関係ないことだわ。むしろ、人間でありながら吸血鬼の真祖に挑もうとするあなたに興味がわいた」 「ふふ、意外と多いのですよ。そういう愚かな人間は」 一瞬、ウォルターの脳裏に様々な人物が揺らめいた。 「OK、OK。私はランサーのサーヴァントとしてあなたに聖杯を贈るわ。ドラキュラの末裔の力を借りて、ドラキュラを倒す力を得る。中々面白い冗談じゃない?」 「まったくです。三流の劇作家が考えそうなシナリオだ」 「さあ、ウォルター。戦争を始めましょうよ。栄光へと、更なる闘争へと続く戦争を」 「そうですね」 ウォルターは窓から外を見る。すでに空は明るみ始めている。しばらくすれば日が昇るだろう。 「夜まではここでのんびりするのもいいのでは?」 「あら、日傘をさせば大丈夫よ。ハンデとしてはちょうどいいのだと思うのだけれど」 確かにレミリアのステータスは高い水準だ。他の三騎士のクラスとも十分に戦えるだろう。 しかし、常に日傘をさしながら戦うなど、正気の沙汰とは思えない。 「レミリア様、油断は禁物です。ここにいるのは有象無象の雑魚ではなく、一騎当千の怪物ですよ」 「臆することはないわ、ウォルター。私も貴方も一級品よ。……まあ、いいわ。待ち構えるのも私らしいし」 そう言って、レミリアは屋敷の内部へと再び足を進めた。 ウォルターは小さくため息をつく。 彼はサーヴァントほど、自分たちの戦力を評価していなかった。 ランサーはステータスは高水準で、宝具も強力だが、日光が弱点というのは中々大きい短所だ。しかも自分のよく知る男と違い、物理的なダメージを負うらしい。 即消滅ではないらしいし、それをカバーする宝具も備わっているが、魔術師ではないウォルターからすれば常に宝具の展開などたまったものではない。 自分だって、並の人間、いやたとえ魔術師でも容易く屠れる自身があるが、あのイスカリオテの狂信者のような奴が相手では分が悪い。 「聖杯、容易くはとれんだろうな。だからこそ面白い」 ウォルターの顔が獰猛に歪む。 赤いテレフォンカードを拾った時、彼の運命は大きく変わりだした。 本来の正史ならば、後に若い肉体を手に入れ、されどもついに勝利はできず、炎の中で消えるはずだった彼は。 今、違う未来を歩みだした。 「ウォルター。もう一杯紅茶を貰えるかしら」 「了解しました」 そう慇懃に答えて、ウォルターも体を翻し、屋敷の内部へと消えていった。 【クラス】 ランサー 【真名】 レミリア・スカーレット 【属性】 混沌・善 【ステータス】 筋力:B 耐久:C 敏捷:A 魔力:A 幸運:B 宝具:B 【クラススキル】 対魔力:B 第三節以下の詠唱による魔術を完全に無効化。大魔術、儀礼呪方等の大掛かりな魔術を持ってしても傷つけることは難しい。 【保有スキル】 吸血鬼:C 人あらざるもの、吸血鬼としての特徴を纏めた複合スキル。 レミリアはツェペシュの末裔を名乗っているが、確たる証拠はなく、吸血が下手で、眷属を作らないため、ランクは低い。また日光や炒った豆、流水は苦手だが十字架やニンニクは平気。全身を蝙蝠に変化させ、蝙蝠一匹分でも残っていれば再生が可能。 カリスマ(偽):C 個人としての魅力。 軍団の指揮や団体戦闘には何ら寄与しないが、他者を惹きつける。 飛翔:B 自前の翼による飛行能力。 飛行中の判定における敏捷はこのスキルのランクを参照する。 【宝具】 『神槍「スピア・ザ・グングニクル」』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:5~40 最大捕捉:50人 魔力を練り上げて作り出した巨大な槍。投げれば相手に必ず当たる性質を持つ。絶大な破壊力を持っているため、直撃すれば並のサーヴァントに大きなダメージを与える。 『紅魔館(スカーレット・ハウス)』 ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:100 最大補足:100人 真名開放をすることで発動する、結界宝具。周囲を「紅魔館」へと変化させ、敵サーヴァントとマスターを閉じ込める。脱出するにはレミリアを撃破するか、マスターを宝具が維持できなくなるまで消耗させる必要がある。しかし、内部にはレミリアに忠誠を誓った人妖がサーヴァントとして召喚されているため、一筋縄ではいかない。ウォルターが魔術師ではないため、数分しか発動できない。 『紅霧異変(スカーレット・ミッド)』 ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:100 最大補足:100人 周囲に紅い霧を発生させ、太陽の光を遮る。これにより、レミリア・スカーレットは昼間でも制限無しで戦うことができる。本来なら範囲は幻想郷全てを包み込むほど大きいが、ウォルターが魔術師ではないことからレンジや最大補足が大きく減少している。 【weapon】 『お気に入りの日傘』 レミリア・スカーレットが所有している普通の日傘。これで日光を遮れば、昼間でも外で活動できる。 【人物背景】 ゲーム「東方PROJECT」に登場するキャラクター。「紅魔館」の主として君臨する吸血鬼。500年以上生きているが外見は10歳くらい。大人びた言動をとるが、行動原理は意外と子供っぽい。自称ツェペシュの末裔を名乗っているが、実際は違うらしい。運命を操る程度の能力を持つと言われているが、明確にこの能力が使われたことはないため、詳細不明。 【サーヴァントとしての願い】 不明。ウォルターに協力して聖杯を与える。 【基本戦術、方針、運用法】 ステータスが非常に高いため、夜は積極的に他陣営を襲うべき。昼間は魔力に余裕があれば、『紅霧異変』を発動させながら戦闘を続行するが、そうでない場合は日光の当たらない場所で魔力と体力の回復に努めるのが吉。『神槍「スピア・ザ・グングニクル』は必中の宝具のため、戦闘では重宝する。逆に、『紅魔館』は魔力消費が非常に多いため、一度使ったら、一日は休まなければならないだろう。まさに、奥の手といったところか。 【マスター】 ウォルター・C・ドルネーズ 【参加方法】 何らかの方法で赤いテレフォンカードを入手。詳細不明。 【マスターとしての願い】 全盛期の力を取り戻す (若返り)。その後帰還してアーカードと対決。 【能力・技能】 全盛期と比べると衰えたが、それでも鋼線(ワイヤー)を使って武装したグールや吸血鬼を圧倒できる。少年の頃から戦場で戦ってきたため、戦闘経験は非常に豊富。また、執事としても万能。 【weapon】 『鋼線(ワイヤー)』……ウォルター・C・ドルネーズが使用する鋼線。全盛期の彼が使えば、ビルを両断できるほどの強度を持つ。 【人物背景】 「HELLSING」に登場するキャラクター。ヘルシング家二代に使える執事。物腰は穏やかだが、昔は「ゴミ処理係」として多数の吸血鬼や、ヘルシング家に仇名す人間を殺してきた。 先代ヘルシング家当主アーサーが没した直後、次期当主の座を狙う実弟リチャード・ヘルシングが凶行に至る確信を即座に見抜き、リチャードによるインテグラ襲撃に際して封鎖されていた地下深層に続く道を逃走経路の要点となるよう計画し、インテグラとアーカードの邂逅させる。その時から、アーカードと戦うことを考えていたらしい。 本来の正史ならば、後に、彼はロンドンで手術を受け、不安定な人口吸血鬼になりアーカードに挑戦するが、結局勝つことはできなかった。 【方針】 レミリアが活動できる夜間は「目敵必殺(サーチアンドデストロイ)」で一片の容赦なく敵を仕留める。昼間は、拠点にこもり様子見。彼一人で調査に行く可能性もある。 BACK NEXT 005 浅羽直之&アーチャー 投下順 007 朽木ルキア&ランサー 005 浅羽直之&アーチャー 時系列順 007 朽木ルキア&ランサー BACK 登場キャラ NEXT 参戦 ウォルター・C・ドルネーズ&ランサー(レミリア・スカーレット) 017 Vのため闘う者/老兵は死なず
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鶴喰梟&キャスター ◆A23CJmo9LE やあ。はじめまして、かな。俺の名前は鶴喰梟。恋に恋するナイスミドルさ。 今回俺が来たのは聖杯戦争。目的はいわゆる婚活ってやつ? 以前の恋は、苛烈で美人な実の姉に惚れてたんだが、苛烈すぎたんで諦めた。 優しい幼馴染と姉さんの娘なら優しくなるかと思ったんだが、その子も激烈だったんで諦めた。 じゃあ姉さんと同じ血の流れる俺の子ならどうかと思ったんだが、オスだったんで諦めた。 もうしょうがねーからそっくりな影武者でもいいかなーと思ってたらなんでも願いがかなうなんてイベントがあるらしいと聞きつけてね。 これなら理想の嫁さんが手に入りそうだと思ってきたのさ。 あの天城って野郎の説明だと殺し合いに生き残らなきゃいけないみたいだが、影武者の番人[英雄獅子目言彦]を敵に回したり星の描かれた球を七つ集めたりするよりは楽だろうし、まあいいか。 それじゃあ、俺のパートナー改めサーヴァントはどんな奴…… 「うちゅーぢんだよ~」 ………… 「ぴきゃぺきょり~ん」 ………… 「……」 銀色の髪に長いひげを上下に引っ張って変顔をしているグラサンのおっさん。それが俺のサーヴァントらしい。 「ちぇー、ノリが悪ィなー、マスターよぅ」 「悪ィが、こーいうときどんな顔すりゃいいのか分からなくてね」 「笑えばいいだろ。道化が滑稽な顔をしてたら笑ってほしいとこだがね」 俺はサーヴァントのマスターにはなったが、サーカスの観客にも人型汎用決戦兵器のパイロットにもなった覚えはないんだがね。 まあしょうがねェか。俺の呼ぶサーヴァントなんざこんなもんだろ。妥協してやるよ。 「フン…マンネリだったかね。改めて自己紹介すると、キャスターのサーヴァント、白金だ。ディーンとかフェイスレスとかでも構わないよ」 「鶴喰梟。真名呼びはしねぇよ。こっちも好きに呼んでくれ。かわいい女の子ならご主人様とかがよかったが」 「女の子、ね。僕の願いはそれさ。何度も何度も振られ続けた僕の人生、聖杯でもって愛しい妻を迎えて幸せになるんだ!」 へぇ。こいつも嫁さん目当てか。さすが俺のサーヴァントだ、やっぱサーヴァントってのは似たのが召喚されるらしいな。 「気が合いそうだ、俺も嫁さん求めてここに来た」 と言うとコイツ、ニタリと笑みを浮かべて手を取りはらはらと涙を流しながら 「今僕は悩んでてね。初恋はフランシーヌって娘だったんだけど、兄さんに盗られちゃってさ。フランシーヌそっくりの人形を作ったけどそれはしょせん人形だし、その後好きになったフランシーヌに似たアンジェリーナもエレオノールも別のヤツに靡いてさ、もう最悪だったよ」 おうおう、なかなか無残で悲惨で非モテな人生送ってやがる。 「で、聖杯とったらどうしようかなって。不老不死は確定なんだけどさ、フランシーヌを僕になびかせるか、人形を人間にするか、それともあとの二人でいいか、どっかから僕好みで僕を好きになる女の子引っ張ってもらうか、悩ましいよね~」 さっきまで泣いていたのがウソのように笑みを浮かべる。後光が見えるぜ、邪悪な後光が。 ヒクわー、こいつのテンションまじヒクわー。 「人生は妥協だ。高望みすると碌なことねーぜ?」 「いやいや、聖杯は無限の願望器だ。なんでも叶うはずだぜ、マスターの願いも。妥協なんて遠慮なんてしないで曝け出せよマスター。君は僕の同類だ」 ……なんでも叶う……妥協なんかせずに。それってもしかして 「姉貴を俺好みにすることも、姪を想うがままにすることも、息子をTSさせるのもやりたい放題ってわけかよ!」 久しぶりだ。こんな高揚感は本当に久しい。目の前のサーヴァントがうわぁ、って顔してるけどどうでもいいぜ。 「もったいねえな。とにかく今は聖杯をとることだけを考えようぜ、キャスター」 「それはそうだね。ひとまずは聖杯戦争に勝てなきゃ話にならないぜ、マスター」 「「ここからは一心同体だ」」 「では行こうか、僕よ」 「ああ行こうぜ、俺よ」 【クラス】キャスター 【真名】ディーン・メーストール(フェイスレス) 【パラメーター】筋力D+ 耐久E 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具B 【属性】混沌・悪 【クラススキル】 道具作成:B+ 錬金術、機械工学、医術に精通し、様々な道具を作ることが出来る。 生前は自動人形、緊糸傀儡、クローンや機械人間、人格のダウンロード装置などを作成した。 これらの知識を利用して様々な道具や生き物の『分解』、懸糸傀儡の操作を可能とする。 また自動人形らは彼が造物主であることを『理解』しており、どんな容姿であろうと鶴の一声で付き従うため、自動人形と改造人間限定で同ランクのカリスマを発揮する。 陣地作成:E 自らに有利な陣地を作り上げる。 一所に居続けることはあまりせず、工房や陣地の作成はめったに行わない。 一応研究地である工房を作ることはできる。 陣地としては機関車型の自動人形や飛行船など居住・移動を可能とする巨大な道具を作成し、拠点とすることが多い。 【保有スキル】 しろがね‐O:A 自己改造を含む特殊スキル。このスキルのランクが高くなればなるほど、正純の英雄からは遠ざかる。 不死人しろがねの特性、体内を流れる生命の水によりあらゆる病・精神干渉にかからず、治癒能力も持つ。また生命の水を分け与えれば他者の治癒も可能。ただし、サーヴァント化に伴い、マスターや他のサーヴァントをしろがねにすることはできなくなっている。 さらに全身のほとんどを機械改造しており、身体能力の増強、痛覚の遮断や武装などがされている。 掌に仕込んだ強酸はあらゆるものを『溶解』させる。 信仰の加護:A++ 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。彼の場合どす黒く燃える太陽とまで称される徹底的な自己肯定と夢への探求。 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。 ……高すぎると、人格に異変をきたす。 女難の相:B 好意を抱いた女性に好かれることはない。 女性との対人関係においてあらゆる判定にファンブル率が上昇する。人ならざるモノ、自動人形やしろがねなども例外ではない。 また魅了系スキル、魔術への耐性が大きくダウンし、二つの精神防護系スキルを持つにもかかわらず、異性からの魅了を妨げることは極めて難しくなっている。ただし、よりによってこの男を魅了しようとする物好きがいるかは分からない。 【宝具】 『絶望運ぶ白銀の機械蟲(アポリオン)』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1人 ナノサイズの蟲型自動人形。大量に群がることで銀色の煙のようにみえる。 本来なら機械であるため一から精製する必要があるが、宝具として昇華したため自身の魔力によって生成するようになった。そのため対魔力系スキルおよび肉体に魔力を巡らせることなどで抵抗可能。 機械に触れると其れを解体して無力化し、体に侵入すると自律神経に異常をきたしゾナハ病を発症させるが、ある歌を聞かせること及びある周波数の電波で無力化できる。 また使い魔として使役することも可能。ナノサイズのため視覚共有などは意味をなさず、情報を受け取るモニターなどが必要。 なお自動人形の体液の主成分であるため自動人形を『道具作成』するためにはこれが相当量必要となる。 『狂クル嘲フ顔無シノ道化(フェイスレス・アルルカン)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 他者に変装し、騙し続けた逸話が昇華した宝具。生前は髪の色を変えるのに薬品やウィッグを使うなど補助が必要で、また体型的に近い同性に変装するのが主だったが、宝具に昇華したことでそういった制限はほぼなくなった。 自身のステータス・素性を隠匿し、視認した相手の容姿や声などの外観的特徴と気配を模倣する。スキルや技能はまねできない。 【weapon】 改造した肉体の兵器(強酸による溶解、触手のように伸びるコード、腕をハンマーに変形させるなど) スパナやペンチなど工具(人体及び機械を分解する) ともに魔力供給で補給可能 【人物背景】 中国の人形繰りの家、白(パイ)家の二男、金(ジン)。兄の白銀(パイイン)と共に錬金術を学び人形に命を吹き込もうとする仲の良い兄弟だったが、恋した女性フランシーヌが兄と結ばれたことで仲違い。フランシーヌをさらい、兄から離れる。 しかしフランシーヌの心までものにすることはできず、病に倒れた彼女を救うことも叶わず先立たれる。 その後も彼女そっくりに作った人形、彼女の親族(とは知らないが)の女性など、彼女の面影を名を変え肉体を変え追い求めるも、生涯一度もその恋は実らなかった。 こう書くと悲劇的に見えるかもしれないが、要らなくなったものはたとえ人でも――かつては愛したフランシーヌ人形やアンジェリーナであっても――容易く捨てさり、時には自ら殺害するその自己中心的な性質は人に好かれるはずのない邪悪なものである。 二つ目のフェイスレスとしての肉体を捨てたのちに、自らの過ちを認め生涯を終えたが、このキャスターはその二つ目の肉体の白金、ディーン・メーストールであるため己が悪行を一切悔やんでいない。 【サーヴァントの願い】 とりあえず不老不死。あと愛する妻がほしいがなかなか悩ましい。 【基本戦術、方針、運用法】 まずは『絶望運ぶ白銀の機械蟲(アポリオン)』を飛ばして情報収集。場合によりゾナハ病の蔓延も考えるが大多数のマスターに効き目は薄いと考える、サーヴァントには言わずもがな。 並行して拠点を作り、自動人形の量産体制に入りたい。軍団作成しなければ勝機は薄い。 人形の戦力はピンキリだが、最低限で海魔や竜牙兵くらい、最後の四人全員掛かりならサーヴァントと防戦ならできるくらいを想定。 肉弾戦はキャスターにしてはマシな部類なのに加え、『狂クル嘲フ顔無シノ道化(フェイスレス・アルルカン)』で攪乱もできるためアサシン的立ち回りも可能だが、騎士クラスには勝てないうえ、撤退に適したスキルや宝具もないため篭った方がいいだろう。 非常時に備えて人格ダウンロード装置や生命の水でNPCに自分のスペアを作ることも視野に入れる。 原則キャスターらしくひきこもり、道具作成により人形や武器を量産して勝利に向かう。 なお、魅了持ちの女性サーヴァントは三騎士以上の天敵となるので注意。 【マスター】鶴喰梟 【参加方法】 願望器のことを調べあげた。普通ならそれだけじゃ参戦はできないが、『だからこそ』巻き込まれ参戦した。 【マスターとしての願い】 結婚を前提とした彼女がほしい。姉貴の代用品で妥協するつもりだったが、色々悩ましい 【weapon】 特になし。後述の能力に依存する。 【能力・技能】 言葉を武器とする「言葉(スタイル)使い」、その開祖であるため作中に登場した全てのスタイルを使用可能。言葉が通じるもの相手ならば効果がある。逆に言えば、言葉が通じない相手(コミュニケーションが取れない赤子)や逆上して「相手の話を聞かない」状態になると効果がなくなる。また、スタイルは「パターン」であるため、振動として一時的にスタイルを伝授することができる。 彼は音の振動を利用してすでに死んだ肉体に血を巡らせかろうじて生きて?いる状態。 加えてサーヴァントの維持に現在二つのスタイルを同時に使っているためサーヴァントを維持する限り他のスタイルは一切使用不能となっている。 「漢字使い」 常用漢字を支配下に置く。 九個と十個の石で氷の鎧を砕く(石+九+十=砕)、石で皮を破く(石+皮=破)、炎を水で淡く(�酉+炎=淡)、氷点下で氷をただの水に(氷-ヽ=水)など、のような漢字の部首の足し算・引き算を現実のものにする。傾く(かぶく)ことで飛行機を傾け(かたむけ)たり、「拳」で攻撃された時、「挙」という字と似ているという理由で強制的に挙手の状態にするなど、音読み・訓読み・意読・誤読まで支配下に置く。 このスタイルによって『魅力』を『魔力』に誤読させサーヴァントを維持している。 なおあまり魅力的とは言い難いおっさんなので供給は少ない。 「逆説使い」 「だからこそ」のひと言に特化したスタイルで、「相手が強い『だからこそ』勝てる」、「強固で巨大な物体『だからこそ』斬れる」、といったように確率が低いマッチほど「逆説的」に実現させるスタイル。因果や優劣、上下や強弱を逆態接続するスタイル。 マスター適性が低く魔力も少ない、だからこそキャスターを十分に使役できる。 見てのとおりかなり無理のある魔力供給なのでこれの維持で精いっぱい。例にあるような戦闘は全くできなくなっている。 今の彼はただでさえ冴えないおっさんが魅力を削ってサーヴァントを維持している現状なので、本当に一切の戦闘能力のないしょぼいおっさんでしかない。 【人物背景】 ttp //www43.atwiki.jp/medakabox/pages/163.html 申し訳ないですがコイツの変態っぷりは私の文才では表現しきれないのでwiki参照 【方針】 キャスターと一緒に引きこもる。
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神滅大河・ζ(ジータ)・イクリプス SR 水/闇文明 (8) クリーチャー:サイバー・コマンド/ドラゴン・ゾンビ 11000 ◼︎コストを支払うかわりにカードを2枚自分の手札から捨てて自分のクリーチャーを2体破壊して、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい。 ◼︎このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃するとき、自分の墓地から好きな枚数のカードを選び、シャッフルして自分の山札の一番下に置く。こうして戻したカード1枚につき、次の能力を1回行う。 ►相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-2000する。 ◼︎W・ブレイカー 作者 はんむらび 手札2枚と場2枚を代償に手札または墓地から降臨するサイバー・コマンド/ドラゴン・ゾンビ。 自分の墓地を山札に戻し、戻した枚数だけのパワー低下を行う。 自身の能力で墓地は4枚以上増えているはずであり、種には困らないだろう。 一見青黒の墓地肥やし戦術と噛み合わないようであるが、墓地肥やしと言ってもムゲンクライムやS級侵略のような「墓地に特定のカードを置く」戦術であれば「必要ないカードを山札に戻す」事が可能であるため噛みあいは良い。むしろ代替コストが手札からの墓地肥やしに使え、適当なカードを山札に戻せば踏み倒しメタを処分することもできる点で墓地肥やしを用いるデッキにこそ噛みあう。 早期に出しやすく墓地を肥やせる代替コストと汎用性の高い除去、不要なカードを山札に戻す山札回復、そして侵略や革命チェンジと相性のいいコスト5以上でありコマンドとドラゴンを兼ね備える優秀な種族を兼ね備える非常にいぶし銀なクリーチャーである。 フレーバーテキスト ドラゴンボーンで蘇生できるの強いし、それに頼らずとも自前で蘇生できますし、そこから侵略に使えるのも効果も山札回復しつつ使えて名前もかっこいい...好きですわ -- 翠猫 (2020-10-03 01 56 49) 名前 コメント
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書き手ロワ2nd 【よっみー】=仮面ライダーBLACK SRX@書き手2 二次聖杯 【≪零に還りし人間≫セイヴァー】=ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア@ギアス、ナナナ カオスロワ 【魔法老人シックスラッシュ】=魔法老人リリカルかみなり@カオスロワ 【三代目混沌】=タクアンさん@カオスロワ 古生物ロワ 【ロワ学の権威・ソーム教授】=古生物学者、メアリー・アニング CMロワ 【怪物スージー】=死導アリス@クロスオーバー・モンスター闘技場 フィギィアロワ 【アーキタイプ】=アーンヴァルMk.2 VRロワ 【新の王 ニュー・プラネット】=キリト 【フェイト・バトル・ビッグバン 戦の王】=岸波白野(→ランベントライト) 【万の王 オールマイティ・メテオシャワー】=ユウキ kskロワ 【勇者・変態閣下】=悪魔将軍 【29NIKUマニア】=古泉一樹@涼宮ハルヒの憂鬱(ただし一人称は「俺」、額に「肉」) ラノベロワ 【仮完結ルート】=精霊アマワ、他色々変化する ヒグマロワ 【暴君ヒグマ】=スキル「オーバーボディ」によって秘匿されている。 【Dr.ヒグマ】=佐天涙子 PSYREN聖杯戦争 【サイレーン】=纏流子 二次二次聖杯 【≪てのひらに聖杯を≫ムーン・キャンサー】=間桐桜 【一護の人】=ミスト@ダイの大冒険に取り憑かれた完全虚化黒崎一護@BLEACH RPGロワ 【ヴァルハラ】=ユーリル(男勇者)@DQ4……だったが、性転換薬でリルカ@WA2に 中学生ロワ 【ジゼル(仮)】=白井黒子 国家ロワまわり 【千本桜】=百戦錬磨の見た目は将校(ほぼ統一)@千本桜 【”始まり”にして”終わり”の書き手】=メカ君が代@国家ロワ AAAロワ 【時空剣士ルシオ】=時空剣士@AAAロワ 【トライア・エース】=不審者王変態仮面キュア・ヅラムス@AAAロワ。AAは登場話に乗ってる。 DQBRⅡ 【仮面の王と夢の塔・クルツ】=サイモン(彷徨う鎧)@DQBR2を纏ったソフィア(ドラゴンクエスト4女主人公)@DQBR2 男の娘? 【悪しき世界の人々・ワンダブル】=影の騎士@DQBR2色の“ロッシュ@DQBR2 四字熟語ロワ 【起承転結】=青息吐息、他色々変化する。 モバマスロワ 【最高の友達P】=北条加蓮 書き手ロワ4th 【4-1】=不明 やる夫ロワ 【ヤー竜夫】=でっていう 新安価ロワ 【“GAME CLEAR”オーブ】=暁美ほむら アニロワ3rd 【アニス】=『 』(両儀式) ジョ東ロワ 【クスクル・ジョースター】=ナット・キング・コール@ジョジョリオン 新西尾ロワ 【零崎傾識】=戯言遣い ミリマスロワ 【未覚醒の音符P】=松田亜利沙 ジョジョロワ2nd 【偽最終回書き手ユカコ】=山岸由花子 【偉大なるシ】=ブラックモアの仮面をつけたプロシュート 剣客ロワ 【死穢塗無爲】=宮本武蔵 ▲上へ戻る
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一人の大胆な神が水を飲みに泉にやって来て、永遠の叡智を得た代償に片方の目を差し出しました。 そして世界樹のトネリコの木から枝を一本折り、その枝から槍の柄を作りました。 長い年月とともにその枝の傷は、森のような大樹を弱らせました。 葉が黄ばんで落ち、木はついに枯れてしまいました。 ――ワーグナー「ニーベルングの指輪」より ◆ 人間にとっての自然とは、人智を超えたものとして、特別視の対象となっていた。 それが克服すべきものであったとしても、共存すべきものであったとしても。 どちらにしても自然とは、神秘であることには変わりなく、しばし神格化の対象となった。 特に大きなものとあれば、それはより顕著となった。 海や山にまつわる神話は、世界に数多遺されている。 それは不死の霊峰しかり。 巨神の住まう海しかりだ。 そしてそれらと共に、度々神話に現れるのが、木だ。 樹木はある意味人間にとって、山や海よりも身近なものだった。 神話が綴られた時代には、人が住める場所であれば、どこにでも見かけることができた。 そしてなればこそ、長い年月を経て成長した木を、並外れた巨躯を有した木を、人は特別なものとして崇めた。 霊樹。 神木。 生命の樹。 あるいは世界そのものの縮図を、樹木というモチーフに投影し、異世界を構築した例すらあった。 だからこれより始まる神話は、世界を表す木の物語。 伝承の英霊達が集うのは、神なる樹木の物語。 神話世界の縮図たる、此度の聖杯戦争は、世界樹の頂にて繰り広げられる――。 ◆ 魔術都市ユグドラシル。 莫大な魔力をその身に宿した、山ほどの大きさの霊樹の上に、建造された都市である。 ウルズと名付けられた泉の水と、霊樹そのものから湧き出る魔力により、その街は魔術の都となった。 豊富な魔力を糧として、魔術師達は研究に励み、それぞれに根源を目指さんとした。 そういう設定の街だった。 月の巨大コンピューター――ムーンセルが、そうした設定を構築し、自らの内に生み出した街が、巨大な世界樹の街だった。 旧態の魔術が滅んだ世界で、何ゆえ旧態の魔術文化を元にし、戦いの舞台を築き上げたのか。 これまでになかった選択肢を、何ゆえにムーンセルが選んだのかは、第三者には知るよしもない。 確かに言えるのは、この仮想の街並みが、此度の聖杯戦争の戦場であること。 この異形の世界樹が、万能の願望機・聖杯の降り立つ場所であり、それを奪い合う場所であるということだけだ。 聖杯戦争。 あらゆる願いを叶える聖杯を賭け、使い魔・サーヴァントを操る魔術師達が、最後の一人になるまで戦う儀式。 神話の英霊達を現世に降ろし、互いに使役し戦い合わせることで、神話の聖遺物を奪い合う戦場。 地球人類の観測の一端として、ムーンセルが模倣し実施した、失われた魔術儀式の復元である。 多くの疑問を孕みながらも、聖杯戦争の舞台は整えられた。 場所/時代/世界すらも超え、参加資格を得たマスター達が、あらゆる環境から呼び寄せられた。 偽りの記憶を植え付けられ、偽りの役割を得て暮らしていたマスター達は、それぞれの記憶を取り戻した。 そうして最初の選別を終えた参加者の数は、延べ数十人にも及んでいた。 しかし、まだだ。 これは一次予選に過ぎない。 本来の自分自身の記憶と、聖杯戦争の情報を与えられたマスターには、同時に更なる選別の通知が届けられた。 「これより最終予選を行う。一次予選を通過したマスターには、その数が半分になるまで戦ってもらう」 「必ずしも他のマスターを倒さなければならないという決まりはない。逆に定員が満たされるまでは、何人のマスターを倒しても構わない」 「最終予選通過者の中で、最も多くのマスターを倒した者には、本戦を有利に運ぶための特典が用意される」 月に宿された神秘を賭けて、空に程近い世界樹で展開される、魔術師の戦線――聖杯戦争。 その戦いは、未だ入り口を開けたばかりだ。 「さぁ見せてくれ。命の輝きというものを。この箱庭の中で魅せる、お前達の存在の証を」 誰かが口にした言葉は、誰の耳にも届くことはなかった。 【聖杯戦争異伝・世界樹戦線―――最終予選、開始】
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406 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/08/24(木) 04 06 39 握手した瞬間、マナが濃密になった。 瞬時に手が離れ、庭の方向、家の外に向けて構える。 「コレは……」 「恐ろしく大規模の召還か、もしくは誰かが敗北したものと思われます」 いつの間にか庭には武装したライダーが身構えていた。 「早いわね……既に始まっているということなの?」 「七騎揃わずとも戦争は始まりうる、と言う事でしょうか……詳細は不明ですね。 当該地区……S市ですか、早めにその教会へ行った方が良いかも知れませんね」 「ライダー、知っていたの?」 相談しようと思った矢先の逮捕劇で、話す暇はなかったはずだ。 「はい、マナが僅かずつ上昇していくのは感じていましたので、冬木の周囲100キロ程度を哨戒してアタリはつけていました」 「なるほど、頼りになりそうね、よろしくお願いしますわ、ライダー」 構えを解いてルヴィアが笑顔で言った。 やや遅れて桜と士郎が庭に現れた。 「遠坂、ルヴィアも、無事か? 何があったんだ?」 「ええ、大丈夫よ、それよりも士郎、桜も、相談したい事があるんだけど」 凛は一週間程遅れながらも、近隣で起こりうる聖杯戦争について話した。 勿論の事、二人は快く了承してくれた。 「まだ飲めるぞーい!」 そして虎が暴れ出す。 余程気に入ったのか空になった瓶を呷っていた。 「とりあえず、こちらが先のようですわね」 「そうね、とりあえず藤村先生をなんとかしましょう」 1:そして朝が来た 2:その様子を見守る一対の影があった 投票結果 1 0 2 5 決定